国際交流センター

留学体験談

【オーストラリア】サザンクロス大学 短期語学留学レポート②

【留学先】 Southern Cross University (SCU/ゴールドコーストキャンパス)
【学 部】 外国語学部 英語コミュニケーション学科 国際教養コミュニケーション専攻
【期 間】 2023年8月19日~9月16日
【氏 名】 H・Mさん(留学時:3年生)


私は、約4週間オーストラリアに留学した。以下に参加の動機、留学するにあたって立てた目標、大学での授業内容とそこで得たこと、そして最後に留学の経験を今後どのように生かしていきたいのかの5つを順に述べる。

初めに、参加の動機についてである。私が留学に参加したきっかけは英語を恥ずかしがらずに話せるようになりたいと思ったからである。また、周りからの影響を受けたからである。私は、大学1年生の時から大学在学中に1度は留学に行きたいと思っていた。しかし、行きたいと思っているだけでなかなか行動に移すことが出来なかった。しかし、周りの友達が長期休みに学校で用意されているプログラムを活用し留学に行っていたのをみて自分も行きたいと思う気持ちが強くなった。また、留学から帰ってきた友達は以前よりもハキハキと英語を話しているのを見た。私は、英語でコミュニケーションを取る講義を受けているが発音や文法に自信が持てずに恥ずかしいという気持ちから自分の意見を相手に伝えることが出来なかった。そのため、この留学を機に少しでもハキハキして英語を話せるようになりたいと思い、留学を決意した。

次に、留学をするにあたって立てた目標についてである。私は、留学開始前に1つ目標を立てた。1つは、きっかけの所と重なるがハキハキと積極的に英語を話すことである。大学では10人と友達になること、ホストファミリー先では自分の部屋にすぐに行くのではなくて、なるべくホストファミリーと一緒に過ごして色んな話題について話し、自分から話しかけることを意識すること、また分からないことがあれば現地の人に上手く話が伝わるか分からないけど、とりあえず自分の言葉で伝えてみるという目標を立てた。この目標は、達成出来たと思う。大学では、私のクラスにブラジル、中国、エジプトから来た留学生が居たので自分から話しかけることが出来た。また、ホストファミリー先ではホストマザーと一緒に過ごしたが毎日コミュニケーションを取り、学校の内容、将来の夢、好きな映画など色んな話をすることが出来た。

次に、大学での授業内容と得たことについてである。大学は、830分~1000までで15分の休みを挟み、1015分~1145分まで学習した後にお昼休憩を挟み、午後の講義は1215分~1315分までであった。英語の4技能である「Speaking」「Writing」「Reading」「Listening」を万遍なく学習することが出来た。例えば、「Speaking」では4人グループで一つのトピックについて話し合いをし、プレゼンテーションを実施し先生から一人一人にフィードバックを貰うことができた。ここでは、プレゼンテーションのはじめやトピックの繋ぎ、終わりの表現を学ぶことが出来た。この経験は、すぐに文京学院大学での簡単なプレゼンテーション授業に生かすことが出来た。どのような言葉を使うことで、聞き手に分かりやすく伝えることが出来るのか学ぶことが出来た。また、「Listening」では、私のクラスでは授業のはじめにウォーミングアップとして、有名なアーティストの楽曲を聞きながら空欄に穴埋めをしていくことを行った。ここでは、英語をしっかり耳で聴きとるのはもちろん、英語ならではの表現や発音が繋がった表現を学ぶことが出来た。比較的に簡単な表現(単語を使ったもの)で表した洋楽を先生が用意してくれたのでお家に帰った後に、何度も聞きかえすことで少しではあるが、耳が慣れたように感じることが出来た。「Writing」では、文京学院大学で普段学んでいることの復習はもちろんプラスアルファーで新たな知識を得ることが出来た。パラグラフの構成や、文法、また書き出しなどのアドバイスを貰うことが出来たので、学びに繋がった。

 最後に、留学の経験を今後どのように活かしていきたいかについてである。私は、今回の留学で約4週間であったが語学力が向上したと少し自分に自信を持つことが出来た。また、1番に感じたことは世界には色んな文化や価値観があることである。オーストラリアに限らず、様々な国の文化を学ぶことで多くの人とコミュニケーションを取ることや関わりを持てるのはとても自分にとって大切なことだと考えた。また、多様な文化を知ることで自国である日本の特有の文化の素晴らしさも改めて感じることが出来ると思う。そのため、今後はこの留学で培った英語力をさらに磨き、多様な文化について学び触れる機会を増やし、また日本の文化を伝えられるような人になれるよう努めていきたいと思った。

写真:毎年9月に開催されるゴールドコーストショー