国際交流センター

【留学先】 Southern Cross University (SCU/ゴールドコーストキャンパス)
【学　部】 外国語学部国際教養コミュニケーション専攻
【期　間】 2023年8月19日～9月16日
【氏　名】 Y・Mさん（留学時：2年生）

私は夏休みの期間、1ヶ月オーストラリアに短期留学した。短期留学に参加した動機は、より英語コミュニケーションをできるようにしたいからだ。私は幼い頃から英語を勉強していた。しかし英語力全てにおいて、中々伸びず悩んでいた。特にコミュニケーションに関しては、1人で勉強できないため上達できる場面がなかった。そのため、この語学留学を通して少しでもコミュニケーション能力が上がればと思い、参加した。また長期では不安であったため、短期留学に参加した。

 私は、「英語コミュニケーション能力を上げ、積極的になる」ことを目標とし、留学に挑んだ。大学の授業では5週間ごとに先生が変わり、第5週目ではspeaking, writingのテスト、グループでpresentationをした。クラスはほぼ留学生の日本人であり、数人中国人やベネズエラ人がいた。日本人はおよそ4,5つの大学からの留学生であった。北海道から関西まで、色々な地方の学生が集まっていたため、色んな話ができたし、友達もたくさんできた。授業の内容は先生による。初めに受けたwritingのテストでレベル別にクラス分けされた。最初3週間同じ先生で、月～水と木～金で先生が異なった。私のクラスは月～水は楽しくコミュニケーションしようとする先生であったので、たくさんゲームをしたりした。また課題はなかった。木～金の先生はゲームもしつつ、細かく文法を教えてくれた。他クラスでは黙々と勉強しているクラスや、映画を見て言葉を聞き取りグループで共有する授業などそれぞれだった。3週目でspeaking, writingのテストをし、presentationをグループごとにした。Presentationではグループごとに国を選んで、その国の伝統的な祭りについて調べ、パワポにまとめて1人1分程度で発表をした。

 短期留学で休日が少なく、毎週末たくさんの観光地に足を運んだ。主に、Pacific Fair, Surfers Paradise, Movie World, Gold Coast Show, Miami Marketta, Brisbane, Currumbin Wildlife Sanctuaryに行った。全て友達と行った。どこもとても良い場所で、自然豊かでかつ発展していてとても楽しむことができた。とくに印象に残っているのはMovie Wouldだ。日本で言うUSJのような場所で、とても大きなジェットコースターやキャラクターショーなどがあり、とても楽しかった。日曜日に訪れたにもかかわらず比較的空いていて、最大45分待ちくらいだった。

しかし抑えておきたい難点が2つある。1つ目は、日本より物価が高いことだ。出かけるのには必要不可欠な入場のチケット料金も、食べ物も、雑貨も全て日本では考えられないような値段をしており、思っていたよりも使いすぎてしまったと思う。2つ目は、どこも閉園、閉店時間が早いことだ。休日も、オーストラリアの人々は朝とても早く行動する。オーストラリアで最も驚いたことだ。朝8時頃バス停に行くと、休日にもかかわらず多くの人がカフェで朝ごはんを食べている。またお店も朝8時頃には開き、多くの人々が朝早くから訪れている。帰る時間も早く、大きなショッピングセンターでさえ大体17時で閉まってしまう。オーストラリアに来て朝も夜も早いため、生活習慣がとても良くなったと思う。

私のホストファミリーは黒人でありホストマザーだけで、家では私と2人だった。そのためご飯の時間にはたくさん話をしたし、強制的に英語だった。主に「今日は何をしたか」や「明日は何をする予定か」などを話した。もし私が話した英文が間違っていたら教えてくれた。また、わからなかったり聞き取れなかったりしたら、もう一度言い直してくれ、簡単な英語で説明してくれた。私はラッキーな方で大学まで歩いて25分ほどだった。大学は8:30からだったので7:45に家を出ていた。ホストマザーは仕事をしていたので、平日は私より少し早く家を出て、お昼頃には帰ってきていた。朝ごはんはシリアルで、スーパーで買い物して自分流にアレンジして食べていた。お昼ご飯はホストマザーが毎日サンドウィッチを作ってくれてとても有難かった。

私はこの留学を通して、事前に決めていた目標を達成することができたと思う。初対面の人や街中、スーパーで人に質問したりできるようになった。またホストマザーのお陰でコミュニケーション力が上がったし、英語を以前より楽しんで話すことができるようになったと思う。しかしまだできたと感じる。留学前より積極的になれたが、まだ自分を全面に出せていないので、日本の大学ではより積極的にネイティブの先生と会話をし、コミュニケーション力と共に上達させたいと考える。

2023/08/27  Movie World