留学体験談
【韓国】光云大学 交換留学体験記レポート ③
【留学先】 韓国・ソウル 光云大学
【学 部】 経営学部
【期 間】 2024年2月~6月
【氏 名】 T・Hさん(留学時:3年生)
私は韓国で1セメスターの間、交換留学生として過ごしました。帰国した今、留学を通して学んだことや、留学前に立てた目標を達成できたかどうか、振り返りたいと思います。まず、韓国留学を希望した理由として、2つの目標を掲げました。「韓国語で相手に正確に伝えること」と「自信を持って韓国語を話すこと」、つまり韓国語の能力を向上させることです。この目標は、おおむね達成できたと感じています。
例えば、韓国で履修した授業では、プレゼンテーションの機会がたくさんありました。最初は、韓国語の使い方やイントネーションに自信がなく、相手に正確に伝わらないのではないかと不安でした。しかし、回を重ねるうちに、失敗を恐れず、自分の言葉で伝えることが大切だと考えるようになりました。また、留学生が参加する授業では、文化交流を通じてお互いの文化について話す機会も多くありました。自信を持って話せるようになった最大の理由は、サークル活動です。私は留学中、ダンスサークルに所属していました。週に2~3回の活動があり、休日には1日中活動することもありました。韓国人の友達と長い時間を一緒に過ごすことで、授業とは違う雰囲気の中で韓国語を使う機会が増え、自然に話す力が伸びたと思います。さらに、様々な留学プログラムにも参加しました。その一つが、光云大学のメンタリングプログラムです。これは光云大学の学生と留学生が1対1で行うプログラムで、私は7回にわたってペアのメンターと交流しました。メンターは日本語を学んでおり、授業やサークル活動よりも意思疎通がしやすく、留学中のサポートをしてくれました。私たちは図書館でお互いの言語を勉強したり、プログラム以外でも韓国のお酒やサウナなど、留学生ではなかなか体験できないことを一緒に楽しんだりしました。私のメンターは、そのプログラムで最優秀賞を受賞しました。
韓国で生活して感じたことや変化したことは、今まで過ごしてきた国や使ってきた言語とは異なる環境の中で、異なる人々の温かさに触れたことです。病気の時に助けてくれた人や、毎日コンビニで話しかけてくれた店員さんなど、日常の中で人々の優しさを感じました。また、韓国の学生と国際的な問題について意見交換することもありました。政治的な話題であり、デリケートな内容ではありましたが、相手の意見を聞くことで新しい視点を得ることができました。さらに、韓国留学中に強く感じたのは、学生が主体的に行動し、学びを進めているということです。私もその姿勢を見習いたいと思いました。帰国後は韓国語を話す機会が減りましたが、先日アルバイト先で韓国の方が来店された際、韓国語で対応することができました。これは、韓国留学前にはできなかったことであり、最大の目標を達成できた瞬間でした。放課後や休日には、様々な活動をして過ごしました。学校の近くの飲食店で友達と食事をしたり、週に2回は麻辣湯を食べたりしました。学期末には、授業ごとに食事会が開かれ、そこでも韓国の学生と一緒にカラオケやボーリングを楽しみました。韓国では中間テストや期末テストがあり、学生たちはテスト期間中、図書館にこもって勉強していました。24時間開いている図書館では、1日中勉強している学生も少なくありません。
私の韓国留学はとても有意義な時間で、新しいことに果敢に挑戦した結果、貴重な体験をすることができました。今後も韓国語の勉強を続け、さらに能力を向上させたいと思っています。そのため、11月の行われる韓国能力試験に向けて勉強を始めています。文法やハングルの読み方は習得しました。ですが多くの単語を覚え沢山の言い回し、言葉でバリエーションを増やしたいです。