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留学体験談

【中国】北京語言大学 短期語学留学体験レポート ①

【留学先】 中国・北京 北京語言大学
【学 部】 外国語学部
【期 間】 2024年8月3日~31日
【氏 名】 T・Sさん(留学時:4年生)


1ヶ月の北京生活は、観光や現地の人やクラスメイトとの交流などで非常に刺激的なものばかりでした。
北京観光では、世界遺産の故宮や万里の長城、天安門など有名な場所を1日かけて巡りました。観光地のほとんどが北京語言大学に近い場所にあるため、電車で楽に移動することができました。北京は物価が安く、タクシーも遠い場所へ行っても20(400)くらいで移動ができるので便利だと感じました。また、中国ではタクシーを呼んだり、支払いする時、レストランで食べ物を注文する時など何でもスマートフォンを使うので最初は驚きましたが、だんだんと便利と思うようになりました。

大学では、授業が始まる前に、レベル別に分けるための筆記テストと口語テストが行われました。その次の日に授業が始まりましたが、一番初めに受けた感想は先生の話していることがわからずこのままついていけるか、という不安だけでした。このクラスでついていけるか不安になったので、下のクラスに行きたいと先生に相談し、その次の日には別のクラスで授業を受けました。しかし、そのクラスは逆に自分のレベルよりも優しいクラスだったため、「前のクラスは難しいけど挑戦してみよう」という気持ちで最初のクラスのまま授業を受けることにしました。やはり、最初のクラスに戻っても全て中国語で話されるため何を言っているのかわかりませんでしたが、友達ができたおかげでみんなと交流しながら授業に臨むことができました。クラスの中には、ほとんどが日本人と韓国人でしたが、イタリア人やドイツ人など色んな国から来た学生たちと授業の休憩中にはいつも話して過ごしていました。

授業で出会った韓国人の友達と一緒に天津に行き、天津名物の狗不理という包子を食べたり観光地を巡ったのは本当に大切な思い出です。

今回の留学では、当初の目的を上回る語学力を身につけました。中国語ネイティブの人と十分に話すことはできないものの、日常生活で使うフレーズや表現をたくさん学ぶことができ中国語を使って交流できるようになりました。北京に帰ってから、中国人の友人と話した時に「こんなに話せるようになるとは思わなかった!」と驚かれるぐらい成長することができました。約一か月という短い時間でしたが充実した留学生活を送ることができ、価値あるものになりました。