国際交流センター

留学体験談

GCI語学・異文化理解留学プログラム(タイコース)報告No.3

今回は「宿舎編」として、学生が宿泊している施設をご紹介します。



タマサート大学のメインキャンパスには寮がないために、大学から紹介を受けて近隣の宿舎を利用しています。

今年は「3J. Court:City Garden Home」に全員が滞在しています。大学へは、宿舎の前から出るバスでも行くことが出来ますが、ほとんどの学生は徒歩とフェリー(チャオプラヤ川の渡し舟)で通学しています。通学時間は15分ほどです。



宿舎は大きく、6棟500部屋に約600名が滞在していて、そのほとんどがタマサート大学の学生です。留学生が6割、タイ人学生が3割、短期滞在旅行者が1割ほどです。タマサート大学の教員も数名、滞在しています。



先ずは外観から。敷地の入り口には詰め所があり、かなりの人数の警備員が24時間巡回しています。

 

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レセプションのある建物の入り口です。奥に見えるのは美容院です。出勤前の女性や通学前の女子学生が、朝から髪を整えていて賑わっています。

 

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23:00以降は建物のゲートが閉まります。

 

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建物に入る際は、カードキーが必要。警備員と合わさって、セキュリティは万全です。

 

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敷地内に何カ所か食堂があります。ここが一番大きな食堂で、1食30バーツから50バーツです。

 

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こちらはなんと24時間営業の軽食屋さんです。ここも1食40バーツほどです。

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敷地内に郵便サービスを提供している店舗があります。日本まで絵はがきを出した学生がいました。15バーツだったそうです。

 

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郵便サービスの並びに洗濯屋さんがあります。洗ってアイロンを掛けてもらい、1枚20バーツから30バーツです。

GCI生のほぼ全員が、1カ月650バーツで50枚まで(追加は1枚10〜13バーツ)という契約をしています。

タイの大学生はほとんど例外なく、しっかりアイロンの掛かったシャツを着用しています。GCI生もこの洗濯屋さんで毎日パリッとしたシャツで登校です。タオルや下着も洗ってくれるので、学生によっては自分で全く洗濯をせずに4週間滞在します。コインランドリーは別の場所にあり、1回20バーツです。

 

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館内に入るとWi-Fiの状態の良い「ラウンジ」があり、夜遅くまで学生が勉強をしています。

敷地内では室内でもWi-Fiが利用可能ですが、時間帯によっては速度が遅いので、ラウンジに学生が集うことになり、良い交流の場になっています。

 

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こちらが学生が寝泊まりしている部屋です。

学生はベットを2台入れて、ツインルームとして利用しています。

 

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エアコン、テレビ、大きな冷蔵庫、机・椅子、トイレ、洗面台、温水シャワーが備わっています。暑い地域なので、バスタブはありません。

1週間に1度、シーツやタオルの交換と、部屋の掃除をしてくれます。下の画像は、リフレッシュ直後です。

 

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外に出ると、宿舎の目の前にセブン-イレブンがあります。もちろん、GCI生はほとんど毎日、利用しています。

 

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宿舎を出たところの歩道は500メートルほどにわたって、各種の「屋台」が出ています。

 

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こちらは宿舎の隣のカフェ。朝から晩までお客さんがひっきりなしです。

引率教員はほぼ毎日、このお店の練乳で甘くて濃いタイ紅茶と、バターと砂糖のかかったトーストという朝食。合計32バーツ(100円ほど)です。

 

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これは「屋台カフェ」です。メニューはアイスコーヒー、アイスティ、各種ジュースなどなど。

 

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宿舎はPinklaoという大きな橋のたもとにあります。側道も含めると8車線の大きなバス通りに面していて、交通の便も非常に良い所です。

 

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GCI生に宿舎の感想を尋ねると、「非常に良い」とのことでした。

Wi-Fiの接続情況が良くないのが弱点なのですが、GCI生は日本からモバイルWi-Fiルーターをレンタルしてきているので、問題ないようです。



下の写真右側の男性が、この宿舎のオーナーで、ご家族で経営しています。彼は昔、鉄鋼関係の仕事をしていて、日本の商社とも取引が多く、訪日歴は数十回とか。本人いわく、タイの王族とも遠戚関係にあるとのことです。



写真はバンコク2日目、宿舎の契約書をGCI生一人ひとりと、流ちょうな英語で確認している様子です。学生は契約書の枚数の多さに驚いていました。こんなところでも「しっかりした施設」という印象を受けます。

 

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次回は「企業訪問編」をお届けします。