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藤沢市等との産官学国際連携教育プログラム 第2回「GLOBAL BLUEHANDS PROJECT」を実施

2023.11.20

10月15日・16日の2日間、本学と協定を結ぶ神奈川県藤沢市等との連携により、今年で2回目となる国際連携教育プログラム「GLOBAL BLUEHANDS PROJECT」が実施され、米国をはじめとする7か国の大学からの留学生と本学学生の計47名が参加しました。

大学での事前学習と藤沢市での現地フィールドワークを展開

今回は、昨年に引き続き、藤沢市在住で日本文化を新たな形で世界に発信している藍左師・守谷玲太氏(株式会社アートモリヤ)ご協力のもと、藤沢市を舞台に、世界に誇れるサステナブルな伝統工芸「藍染」の体験に加え、水墨画やお囃子、神輿体験、書道パフォーマンスの見学、さらに、藤沢市藤澤浮世絵館での浮世絵の鑑賞と刷り体験も実施されました。
また、2日目に行われた江の島フィールドワークでは、「湘南キャンドル2023」イベントのキャンドル着火体験にも参加し、夜の江の島を淡いキャンドルの光の海で彩りました。
留学生たちは事前学習で藤沢市の歴史や観光並びに、藍・藍染めに関する基本知識を学び、現地フィールドワークを通して、日本の伝統工芸や美術・歴史についての理解を深めるとともに、日本文化を多角的な視点から学びました。

留学生による藤沢市役所での成果報告会も実施

1113日、本プロジェクトの成果報告会が藤沢市役所にて実施されました。
本プロジェクト終了後、留学生たちはそれぞれが感じた藤沢市の魅力や印象に残ったシーンなどを各自ショート動画にまとめ、Instagrambgu_globalbluehandsprojectアカウントなど)で共通のハッシュタグを付けて発信してきました。
報告会当日は、藤沢市の宮治正志副市長のほか藤沢市関係者に向けて、留学生21名が自ら制作・発信した動画を披露し、そこに込めた想いやメッセージを一人ひとり日本語で発表しました。さらに、人間学部心理学科の小林剛史教授が、留学生からのアンケートを分析し、本プロジェクト体験後のサステナビリティ意識への影響や心理的変化などの面から見えた成果と考察の報告も行われました。


今後も本学は藤沢市との連携を維持・強化し、様々なプログラムを展開していきます。