【1日目】本郷キャンパスで「第48回文京祭」が開催されました!(取材:学生記者)
平成24年10月20・21日に本郷キャンパスで、第48回文京祭が開催されました。
今年のテーマは”CHALLENGE”。
「文京学院の学生一人一人が、日々それぞれの夢に向かって挑戦し続けてほしい」という願いが込められています。サークルやゼミによる模擬店、文京祭実行委員によるイベントやゲストライブ、委員会やゼミによる展示など、内容は多岐に渡りました。2日間で多くの方々にご来場いただき、笑顔と活気があふれる文京祭となりました。
今回は、私達学生記者が各所にてインタビューを行いました。文京祭に参加した学生達の声も交えて、当日の様子をご紹介致します。
10月20日(土) 文京祭 【1日目】
1)オープニングセレモニー
10月20日(土)午前10時より、B’s Diningでオープニングセレモニーが行われました。最初に第48回文京祭実行委員長の本山千尋さんの挨拶があり、その後、川邉学長、同窓会の各御来賓の方々からのご挨拶が続きます。
次に、本山実行委員長と川邉学長が開会を祝う文京祭ケーキに入刀し、カットされたケーキは参加者に振る舞われました。今回のケーキは「宇宙」がモチーフ。月や惑星、宇宙飛行士が造形され、カラフルな星が散りばめられた天の川が見事にデコレーションされています。見た目だけではなく、味も抜群で、多くの方々が笑顔でケーキを頬張っていました。
写真紹介:ケーキ入刀をする本山実行委員長と川邉学長。(写真・左) 色鮮やかな文京祭ケーキ(写真・右) |
2)「もったいない野菜」販売
土曜日限定で、トマト・キュウリ・ナス・玉ねぎなどの規格外の野菜、通称「もったいない野菜」が販売されました。これは、地元三面大黒天商栄会、群馬県富士見町伝次平倶楽部と本学が連携している『農業インターンシップ』の一環として行われたものです。午前10時頃より販売を開始し、地元にお住いの方など、多くの方々が購入して下さり、大賑わいでした。学生記者の私もキュウリの塩漬けをいただきました。とても歯応えがよく、みずみずしいキュウリは、午後の取材へ向けての活力になりました。
今年度の『農業インターンシップ』には、11名の本学の学生が参加しています。経営学部3年の上遠野裕歩さんは「普段なかなか携わる機会がない農作業を通して、たくさんのことを学べます。年間を通して行うインターンシップなので、秋には自分たちが植えたものを収穫します。そのため、作物が育つということを実感することができます。また、年配の方々と交流することもでき、楽しみながら農作業を行っています」と『農業インターンシップ』の素晴らしさを語っていました。
追分通り三面大黒天商栄会の小林益男会長からは「農業インターンシップに参加している学生の若い発想や行動力は、とても力になります。大学でも農業というものを勉強することはできますが、机の上で習うことだけが勉強ではありません。現地のスタッフや私たちと一緒に作業をすることで、実社会を体験することができます。この農業インターンシップを通して、社会に出てからも必要になる、コミュニケーション能力を養ってほしいです」と学生へのメッセージをいただきました。
写真紹介:もったいない野菜ブース |
3)チャリティーグッズ販売
本学の東日本大震災震災遺児支援活動プロジェクト『ブレーメンズ』がスペイン広場でチャリティーグッズを販売しました。チャリティーグッズには童話『ブレーメンの音楽隊』のモチーフが「One for ALL ALL for Japan」という言葉とともに、デザインされています。多くの来場者が足を止め、タンブラーやポストカード、エコバッグ、しおり、ブックカバーなどを思い思いに手に取り、そのデザインの美しさに感心していました。
『ブレーメンズ』には、約20名の経営学部・短期大学の学生が所属し、経営学部の学生を中心に商品のデザインや制作を行い、販売しています。売上は全額、支援団体に寄付されます。
経営学部の内藤桃香さんにお話を伺いました。
「もともとボランティアに興味があり、『ブレーメンズ』に参加しました。活動を行っているうちに、自分がデザインしたものが形になることの嬉しさを感じました。こういう場(文京祭)でお客様に、実際に商品を手に取っていただき、『可愛い!』とほめ言葉をいただくことが、やる気につながります。チャリティーだからこそ得られることがたくさんあると学びました。」
活動の醍醐味を語る内藤さんは、いきいきとした素敵な笑顔にあふれていました。
写真紹介:チャリティーグッズのタンブラー |
4)新・文明の旅プログラム報告会
活動の報告会として、パワーポイントを用いた発表や模造紙などの展示が行われました。ブルガリア、トルコ、ルーマニアと、それぞれの国の大使の方など、たくさんの来賓の方々を前に、真剣な雰囲気の中、発表は進みます。
外国語学部の島田美穂さんは「新・文明の旅の講義は普段と違い、受け身だと通用しません。90分の中で、いかに自分から学ぶかが大切になってきます。同じ目的を持った仲間が集まって行うため、刺激し合うことができ、仲間同士で切磋琢磨しながら、活動をしてきました」と、このプログラムの内容の濃さを語りました。また「このプログラムを通して、2つのことを学びました。1つは、英語は文法ではないということ。もう1つは、机の上でやるよりも、実践を通して感じることがたくさんあるということです。活動をしていると一人ではできないことが出てきます。仲間と協力しながら行うことの楽しさや大切さを学んでほしいと思います。次回も今回の新・文明の旅を越えるものを目指してください」と次期メンバーへ力強くメッセージを残しました。
写真紹介:パワーポイントを用いての発表の様子 |
5)イベント紹介
○吹奏楽部
B’s Dining 横で開催しており、アンコールも含め5曲を演奏しました(※曲順は以下参照)。
学生のMC(Master of Ceremony)が場を和ませ、演奏中は手拍子、演奏が終わると拍手が起こり、会場も一体になって盛り上がりを見せていました。現役生だけでなく卒業生も一緒に演奏していたことが印象的でした。
<演目>
1 SEDONA
2 アニメヒロインメドレー
3 we are the world
4 リトルマーメイドメドレー
5 宇宙戦艦ヤマト(アンコール)
写真紹介:吹奏楽部による演奏の様子 |
○学内英語スピーチコンテスト
今回で16回目になる学内英語スピーチコンテスト。今年は、ウィングホールで開催されました。12人の本校の学生スピーカーと3人の審査員を招いて行われました。優勝者には12月に行われる島田杯への出場権利が与えられ、入賞者にはトロフィーとディズニーランドのチケットが渡されました。
スピーチの内容は、メッセージ性が強いものが多く考えさせられるものばかりでした。
写真紹介:英語スピーチコンテストの出場者の皆さん |
○文実企画 BINGO大会
文京祭実行委員会が企画したBINGO大会。お笑い芸人のイモトアヤコさんに扮した学生がBINGOナンバーを読み上げ、参加者を笑顔にしていました。ビンゴは1〜3位までは景品を選べ、4位以降は抽選で景品が決まるというものです。たくさんの景品が協賛だけで集まっていたことに驚かされました。ちなみに、1位はディズニーペアチケット、2位は富士急ハイランドペアチケット、3位はポータブルDVDプレイヤーでした。
6)展示紹介
○キャリアリーダー委員会
キャリアリーダー委員会とは「学生が企業・進路情報を取材し、委員会内外への発信を行う」委員会のことです。
夏休みを利用して行った企業訪問やインターンシップに関してのプレゼンテーションと展示を行っています。1日2回の発表には多くの方々が来場し、詳しくレポートされた内容に感心していました。また、キャリアリーダー委員会のブースはキャリアカフェと名付けられ、たくさんのお菓子とともに談笑をする場となっていて、喜ぶ来場者の姿が目立ちます。
今回初めて来場した外国語学部3年生の学生は「初めて知った企業がたくさんありました。これから本格的に就職活動が始まります。今回この展示を見て、受けたいと思う企業を見つけることができました」と、今後の就職活動に役立つ情報を得ることができた様子でした。
写真紹介:展示の様子(写真・左) 発表の様子(写真・右) |
7)模擬店紹介
○小林ゼミ「モッフル」
学園祭の定番となりつつある「モッフル」は、餅を使ってワッフルを作ったもの。軽食としてもデザートとしても食べられるため、多くのお客様で賑わっていました。餅の焼き方が難しく、担当の学生は試行錯誤しながらも、美味しいモッフルを入場者に提供していました。4種類の味の中で、私はミートチーズに挑戦。餅とソースの相性が抜群で、おやつにピッタリでした。
○三浦ゼミ「トッポギ」
経営学部の三浦ゼミで販売を行っていました。1辛や2辛など辛さの調節や、チーズなどのトッピングも用意され、多くの来場者で繁盛していました。私は普通の辛さのものにチーズをトッピングしたものいただきましたが、餅はぷりっとし、ほどよい辛さで上に乗ったチーズが適度に絡まり、とても美味しかったです。
(第48回文京祭1日目の取材・記事作成:学生記者 緒方美香子、横田桃子)