児童の成長を身近に感じながら、共に成長していけることにやりがいを感じています。
埼玉県の小学校で、5年生を担任しています。大人へと成長していく6年間の児童の成長を身近に感じながら、共に成長していけることにやりがいを感じています。私は小学校で出会った恩師の先生に憧れ、小学校教員を目指しました。その夢が叶ったことを誇りに思うと同時に、子ども達と笑顔で毎日を過ごすことができていることに喜びを感じます。
幼少期からバトンをつなぎ、中学校へと送り出す小学校は、幅広い教養と専門分野の知識が必要です。ふじみ野キャンパスの教職課程センターでは、日々変化する教育現場の情報を知ることができます。また、教員採用試験の対策講座では、不安だった勉強の仕方を一から教えてくださいました。「すべては知ることから始まる」という言葉の通り、教職課程センターでは多くの情報を得ることができ、そこから考えを広げることができました。
本学には、市内の小学校に週に一度、現場の子供の姿や先生の動きを学ぶことができる「社会貢献実習」というカリキュラムがあります。私は大学での学びを学校現場とより結び付けるために、大学2年生の時に受講しました。そこには子供と真剣に向き合い成長を支えていく先生方の姿があり、教師の夢を実現させたいという思いが一層強くなったのを覚えています。教職に就いた現在、社会貢献実習での子供とかかわる経験が様々な場面で生きていると実感しています。
沢山の繋がりの中に、私達は生きています。私が大学で学んだ最も大切なものが、人と人との繋がりでした。苦しいことや悲しいこと、失敗して落ち込んでしまうことなどがあっても、乗り越えていくことが出来ました。今、私は小学校という新しい職場でいろいろな人に支えられ、教壇に立っています。みなさんも、これから始まる4年間で、素晴らしい繋がりを見つけてください。応援しています。