「介護福祉士養成課程」学内実習終え、報告会、演習にも取り組んでいます
2020.12.19
介護福祉士養成課程では、夏に1年生は障害者支援施設、2年生は高齢者福祉施設等に実習に行きます。しかし、この夏は新型コロナウイルスの流行により、学内のオンライン実習となりました。20名以上の施設の実習指導者の方々にご指導いただき、当事者の方、後輩の指導をする立場となった卒業生にもご参加いただきました。
1年生は、障がいに応じたコミュニケーションや、余暇支援等について具体的な事例をご提示頂いたり、実際の支援の方法や利用者本位のケアについて深く考えるご指導を頂く機会となりました。また、2年生・4年生は認知症や困難事例についてのケア、さまざまな生活の場面を想定した介護過程の展開について、多くの質問をし、指導者の方々にはその全てにお答えいただくという、こちらも大変貴重な機会となりました。11月には4年生がこれまでの学びをまとめた報告会もオンラインで開催され、多くの後輩たちが参加しました。
授業については前期には一部の科目、後期には前期より多めの科目が来学して行われました。感染予防に十分に注意し、介護実習室ではなく、換気が良く広い体育館にベッドを移動しての実技、少人数に分けての講義などを行ってきました。そのような中で適切な距離を保ちつつ、共に頑張る仲間との関わりは学生にとっても心強いものであったと思います。
今、介護福祉士養成課程では春の実習に向けての準備を進めています。施設指導者の方々や、多くの卒業生と共にこれからも成長し続ける学生を指導、見守っていきます。