人間学部

卒業生インタビュー(公務員) 高橋 唯さん(埼玉県庁)

2021.07.24

「公務員を目指そうと考えたきっかけは何ですか?」

「大学に入学した最初は医療ソーシャルワーカー(MSW)を目指していたことと、公務員になることは難しいだろうと
思っていましたので最初は全く考えていませんでした。そういっ中でいろいろな先生の授業の中で公務員の仕事を
学べたことと、周りの同級生でも公務員を目指しているという話を聞いたことで、自分も将来的に公務員になる
という選択肢があるのではと思ったことがきっかけです。」

「公務員試験に向けてどのようなことを行いましたか?」

「まずは2年生の時に、大学で行っている公務員試験対策講座に参加させていただきました。学外の公務員対策講座
に行くとなると高額な費用が必要になりますが、大学の講座は安価でポイントを絞った基本的な内容を教えてくだ
さったので大変助かりました。
また4年生の時は直前の試験に向けて、公務員になった先輩から教えてもらった教材を購入してそれをもとに直前
に勉強しました。」

「公務員試験に向けて苦労したことや難しかったことは何ですか?」

「苦労したことが2つあります。一つは自分の場合は実習と公務員試験対策を両立する必要があったので、その中で
どうやって公務員試験の勉強時間を捻出するかが難しかったです。常に目標設定をしながら進めていきました。
二つ目は自己分析です。面接対策において自己分析を行う必要がありましたが、一人ではどうしても思うように
できなかったため、キャリアセンターにお願いしました。キャリアセンターの方が一緒に自己分析を考えていた
だいたり、繰り返し模擬面接をしていただいたおかげで何とかそこもクリアすることができました。」

「今後、公務員を目指す人にメッセージをお願いします」

「私が伝えたいことは 絶対にあきらめない ということです。私自身、公務員筆記試験の1週間前から体調が悪く
試験を受けるかどうかも迷ったこともありました。さらには筆記試験当日も体調不良で試験中に席を外すことが
ありました。
それでもあきらめずに筆記試験を受けた結果、無事に筆記試験に合格しました。その後、面接試験でも話の内容に
面接官から首を傾げられたりという大変不安になる状況もありましたが最期までずっとあきらめずに笑顔を意識
して終えることができました。
もし筆記試験や面接試験で途中であきらめていたら合格できなかったのではと思うことがよくあります。
そういったことからも 絶対にあきらめない ということをお伝えしたいです。」