カリキュラム
人間福祉学科では、社会のさまざまな場面で困難に直面している人々を、実践を通じて支えていく幅広い対人援助専門職の養成を主な目的としています。
そこで基盤になるのがソーシャルワークにおける援助者の倫理観であり、それとともに社会・組織・人・こころに関する基礎的・専門的な知識と、人に関わり・支える技術、そしてそれらを統合させて実践する力、マネジメントしていく力を、講義・演習・実習を通じて修得していくことを目指しています。
具体的には、幅広い対人援助専門職になるための学びを基礎としつつ、社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士のいずれかの資格取得を目指した課程を選択できる教育カリキュラムを組み、幅広い対人援助専門職の育成を目指しています。
カリキュラムとしては人間福祉基礎科目、社会福祉専門科目を中心に、精神保健福祉・介護福祉の各種専門科目、福祉マネジメント科目、スペシフィックソーシャルワーク科目、人間福祉関連科目、海外留学科目を配置しています。
- 自立と共生の精神および人間理解の基礎を培うために、全学および学部共通の基礎教養科目、初年次演習やキャリア教育科目を1年次より開講し、幅広い対人援助専門職に必要な基礎技能を育成する。
- 幅広い対人援助専門職を目指すため体系的に整備されたカリキュラムにおいて、1年次から人間福祉基礎科目や精神保健福祉・介護福祉など各種専門科目を学び、資格所得への動機づけや専門的学習への意欲を高めることを育てる。
- 各資格課程の実習や福祉マネジメントコースでのキャリアインターンシップ、正課外でのボランティア活動、インターンシップなどを通じて多様な福祉現場にふれ、講義・演習・実習を通じて、実践的な幅広い対人援助専門職としての育成、福祉感覚を持つ企業人の育成をはかるカリキュラムを展開する。