2023年度 人間福祉学科 社会福祉士・精神保健福祉士国家試験についてのご報告
令和6年3月5日に、第36回社会福祉士国家試験、第26回精神保健福祉士国家試験の合格発表がありました。
本学の合格者は社会福祉士30名(63.8%)、精神保健福祉士10名(83.3%)となり、
社会福祉士は過去最高の結果となりました。
本学では、国家試験対策委員会を立ち上げ、特講や学長裁量経費を用いた特別講座等様々な学習支援の機会を学生に提供するとともに、学生・教職員が一丸となって取り組んでおります。
実習指導者の方々をはじめ、本学の社会福祉士・精神保健福祉士の養成教育にご協力いただいております皆様に報告と感謝を申し上げます。
【合格者インタビュー】
戸﨑亮さん
東京都福祉局に4月より勤務。社会福祉士・精神保健福祉士ともに合格
どのように国家試験勉強に取り組みましたか?
まずどんな勉強法が自分には合っているのか、なにを勉強すれば効果的に点に結びつくのかにフォーカスしました。色々方法を試し、定期的に実施される学内模試での成績を指標にし、どの程度理解が進んでいるかを適宜チェックしました。私の場合、丁寧なノート作りは向いていないと感じ、苦手な社会保険のシステムについては、体系的に整理された参考書を繰り返し読み込み、図が頭に浮かぶまでインプットしました。他にも人物名、法律なども、ほとんど参考書を使って勉強しました。また、短期間に何度も同じ問題、情報に触れることで理解が捗ったため、単語帳を使い何度も繰り返しインプットしていきました。併せて過去問を活用し、問題の出方、言い回し、事例問題の特徴などを理解し、実践的に参考書の内容を活用していきました。
熊谷音波さん
TMGあさか医療センターに4月より勤務。社会福祉士・精神保健福祉士ともに合格
どのように国家試験勉強に取り組みましたか?
私は精神保健福祉の養成課程にも所属していたため、9月末まで実習がありました。その他にも、卒論や、実習の報告会などがあり、限られた時間の中で自分は今何をするべきなのか優先順位をつけて勉強していました。その中でも、特に共通科目を沢山勉強することで、精神、社福共に点数が伸びダブルで合格することができたと思います。
貝谷美沙希さん
西東京中央総合病院に4月より勤務。社会福祉士・精神保健福祉士ともに合格
どのように国家試験勉強に取り組みましたか?
国家試験対策の授業(特講・夏冬の講座等)を受けました。実習等参加できない際には授業時の動画を視聴しました。また、学校への通学中などは音声教材を使い、繰り返し何度も聞いていました。10月くらいまでは実習や卒業論文があったため、時間がある時に少しずつですが過去問などに取り組みはじめました。11月くらいからは本格的に勉強を初め、授業のない日には1日10時間以上を目標として勉強をしていました。