人間学部

教授
村井 潤一郎むらい じゅんいちろう (Junichiro Murai)
担当科目 演習テーマ

学部:「心理学統計法Ⅰ」「心理学統計法Ⅱ」「心理学情報処理基礎演習Ⅱ」「初年次演習」「心理学統計法演習Ⅰ」「心理学統計法演習Ⅱ」「社会心理学実験Ⅰ」「社会心理学実験Ⅱ」「心理学専門演習Ⅹ(社会心理学演習)」「卒業論文演習」「卒業研究Ⅰ」「卒業研究Ⅱ」「卒業論文」 大学院:「社会心理学特殊研究」「心理学研究法特殊研究」「特別研究」

所属学部 人間学部
研究課題
(主なテーマ)

欺瞞的コミュニケーション,心理統計教育

ひとこと

日常生活の何気ない現象を,心理学的手法で研究することは面白いです.その面白さを,できるだけ多くの人に体験してもらうべく,分かりやすい授業を心がけています.

専門分野

社会心理学

学位

博士(教育学)

最終学歴

東京大学大学院教育学研究科総合教育科学専攻教育心理学コース博士後期課程修了

主な経歴

1990年4月 東京大学教養学部文科3類入学
1994年3月 東京大学教育学部教育心理学科卒業
1994年4月 東京大学大学院教育学研究科教育心理学専攻教育心理学専修修士課程入学
1996年3月 東京大学大学院教育学研究科総合教育科学専攻教育心理学コース修士課程修了
1996年4月 東京大学大学院教育学研究科総合教育科学専攻教育心理学コース博士後期課程進学
2001年3月 東京大学大学院教育学研究科総合教育科学専攻教育心理学コース博士後期課程単位取得退学(2004年修了)
2001年4月 文京女子大学人間学部専任講師
2002年4月 文京学院大学人間学部専任講師(校名変更)
2004年4月 文京学院大学人間学部助教授
2004年10月 博士(教育学),東京大学
2007年4月 文京学院大学人間学部准教授(職名変更)
2009年4月 文京学院大学人間学部教授(現在に至る)

研究業績
外部資金その他
競争的資金の
受入・採択

<主な論文>
村井潤一郎 (1998). 話し手と聞き手の関係が発言内容の欺瞞性の認知に及ぼす影響 計量国語学, 21, 162-169.
村井潤一郎 (1998). 情報操作理論に基づく発言内容の欺瞞性の分析 心理学研究, 69, 401-407.
村井潤一郎 (1998). 欺瞞的な発言内容に関する信念の構造 計量国語学, 21, 257-267.
村井潤一郎 (1999). 恋愛関係において発言内容の好意性が欺瞞性の認知に及ぼす影響 心理学研究, 70, 421-426.
村井潤一郎 (2000). 青年の日常生活における欺瞞 性格心理学研究, 9, 56-57.
村井潤一郎 (2004). 発言内容の欺瞞性認知−公準の複数違反で欺瞞性は高まるか? パーソナリティ研究, 12, 116-117.
村井潤一郎 (2005). 強調語が発言内容の欺瞞性認知に及ぼす影響 パーソナリティ研究, 14, 92-100.
村井潤一郎 (2006). 強調語と疑念が発言内容の欺瞞性認知に及ぼす影響 社会言語科学, 9, 59-66.
村井潤一郎・山田剛史・杉澤武俊 (2009). 心理統計教育に関する教員・学生の意識調査 日本教育工学会誌, 33巻Suppl.号, 9-12.
村井潤一郎 (2017). 教育心理学領域における社会心理学的研究の概観と研究法・統計法に関する考察 教育心理学年報, 56集, 63-78.
Murai, J., Nose, I., & Takiguchi, Y. (2018). The more attractive, the less deceptive? Effects of female facial attractiveness on perceived deceptiveness. Psychology, 9, 529-539. DOI: 10.4236/psych.2018.94032
村井潤一郎・橋本貴充 (2018). 統計的仮説検定を用いる心理学研究におけるサンプルサイズ設計 心理学評論, 61(1), 116-136.
Murai, J., & Daiku, Y. (2021). Diary study on Japanese university students’ suspicions of being deceived in everyday life. Communication Studies, DOI: 10.1080/10510974.2021.1975147
Murai, J., & Daiku, Y. (2022). Deception in everyday life of Japanese young adults: a reanalysis. Discover Psychology, 2, 3. DOI: 10.1007/s44202-021-00018-y

<主著>
山田剛史・村井潤一郎 (2004). よくわかる心理統計 ミネルヴァ書房
村井潤一郎 (2005). 発言内容の欺瞞性認知を規定する諸要因 北大路書房
山田剛史・杉澤武俊・村井潤一郎 (2008). Rによるやさしい統計学 オーム社
村井潤一郎・柏木惠子 (2008). ウォームアップ心理統計 東京大学出版会
村井潤一郎 (2012). Progress & Application 心理学研究法 サイエンス社
村井潤一郎 (2013). はじめてのR-ごく初歩の操作から統計解析の導入まで 北大路書房
村井潤一郎 (2013). 嘘の心理学 ナカニシヤ出版
山田剛史・村井潤一郎・杉澤武俊 (2015). Rによる心理データ解析 ナカニシヤ出版
村井潤一郎 (2015). 心理学の視点-躍動する心の学問- サイエンス社
村井潤一郎・橋本貴充 (2017). 心理学のためのサンプルサイズ設計入門 講談社
村井潤一郎・藤川麗 (2018). 公認心理師の基礎と実践 第4巻 心理学研究法 遠見書房
村井潤一郎(編著)藤田哲也(監修) (2018). 絶対役立つ社会心理学:日常の中の「あるある」と「なるほど」を探す ミネルヴァ書房

<競争的研究費の獲得>
平成17年度科学研究費補助金(研究成果公開促進費)課題番号175185 村井潤一郎
平成17年度科学研究費補助金(基盤研究(C))課題番号17530478 「文系学生に対する心理統計教育について−調査,指導法の開発,そして評価−」(山田剛史・村井潤一郎・杉澤武俊)
平成20年度科学研究費補助金(若手研究(B))課題番号20730405 「日常生活における欺瞞性認知」 村井潤一郎
平成20年度科学研究費補助金(基盤研究(C))課題番号20530595 「心理統計教育のためのテスト項目データベースの構築と運用」(山田剛史・村井潤一郎・杉澤武俊・寺尾敦)
平成23年度科学研究費補助金(基盤研究(C))課題番号23530861 「心理学とは何か?-心理学者の語りの分析-」(村井潤一郎・田熊友紀子・小林剛史)
平成23年度科学研究費補助金(基盤研究(C))課題番号23530857 「心理統計テスト項目データベースの実践的運用~コミュニティ形成を目指して」(山田剛史・村井潤一郎・杉澤武俊・寺尾敦)
平成26年度科学研究費補助金(基盤研究(C))課題番号26380850 「話し手の外見的魅力が欺瞞性認知に及ぼす影響-認知および神経基盤からの検討-」 (村井潤一郎・野瀬出)
平成26年度科学研究費補助金(基盤研究(C))課題番号26380886 「文系学生に対するRを用いた心理統計教育」 (山田剛史・村井潤一郎・杉澤武俊・寺尾敦)
平成29年度科学研究費補助金(基盤研究(C))課題番号17K04356 「Rを用いた心理統計教育に活かすWeb教材作成とその効果の検証」 (山田剛史・村井潤一郎・杉澤武俊・寺尾敦)
平成30年度科学研究費補助金(基盤研究(C))課題番号18K03012 「真偽刺激データベース作成の試み」 (村井潤一郎・野瀬出・太幡直也)
令和2年度科学研究費補助金(基盤研究(C))課題番号20K03368 「心理学研究のためのRを用いたWeb教材開発の促進とその教育効果検証」 (山田剛史・村井潤一郎・杉澤武俊・寺尾敦)

*詳細につきましてはhttp://piaget.hum.u-bunkyo.ac.jp/~murai/をご参照下さい.

所属学会
国際会議等への参加

日本心理学会,日本教育心理学会,日本社会心理学会,計量国語学会,社会言語科学会,日本コミュニケーション学会,日本パーソナリティ心理学会,日本グループ・ダイナミックス学会,日本行動計量学会,日本テスト学会,日本教育工学会

共同研究
在外研究
国内研究
社会的活動

社会言語科学会事業委員会委員(2001年-2006年)
社会言語科学会企画委員会委員(2003年-2009年)
社会言語科学会理事(2006年-2011年)
社会言語科学会企画委員会委員長(2006年-2009年)
社会言語科学会研究大会発表賞選考委員会委員(2008年-2009年)
社会言語科学会研究大会発表賞選考委員会委員長(2009年-2011年)
社会言語科学会学会誌編集委員会委員(2009年-2013年)
社会言語科学会理事および監事候補者推薦管理委員会議長(2010年)
「社会言語科学」特集号「相互作用のマルチモーダル分析」エディター(2010年-2011年)
社会言語科学会理事(2015年-2019年)
社会言語科学会事業委員会委員長(2015年-2017年)
社会言語科学会広報委員会委員(2017年-2019年)
日本性格心理学会事務局監事(2001年-2003年)
日本性格心理学会選挙管理委員会委員(2003年)
日本パーソナリティ心理学会理事(2003年-2006年)
日本パーソナリティ心理学会選挙管理委員会委員(2006年)
日本パーソナリティ心理学会機関誌編集委員会委員(2003年-2005年)
日本パーソナリティ心理学会機関誌編集委員会常任編集委員(2005年-2009年)
日本パーソナリティ心理学会機関誌編集委員会副委員長(2007年-2009年)
学会連合資格「臨床発達心理士」認定運営機構資格認定委員会認定委員(2003年-2007年)
日本応用心理学会第73回大会実行委員会事務局長(2006年)
日本教育心理学会「教育心理学研究」編集委員会常任編集委員(2007年-2009年)
日本教育心理学会「教育心理学年報」編集委員会委員(2010年-2012年)
日本教育心理学会理事・社員(2012年-2013年,2013年4月1日より2015年まで社員)
日本教育心理学会理事(2015年-2017年)
臨床発達心理士認定運営機構理事(2015年-2017年)
日本教育心理学会優秀論文賞選考委員会委員(2010年,2014年)
日本教育心理学会城戸奨励賞選考委員会委員(2013年,2017年)
日本教育心理学会「教育心理学研究」編集委員会常任編集委員(2014年-2017年)
日本教育心理学会選挙管理委員(2015年)
日本教育心理学会「教育心理学年報」編集委員会委員(2015年-2017年)
日本教育心理学会研究委員会委員(2018年-2021年)
日本教育心理学会選挙管理委員(2019年)
日本教育心理学会総会企画委員会委員(2019年-現在)
日本発達心理学会出版企画委員会委員(2011年-2012年)
日本発達心理学会第26回大会大会委員(2015年)
「臨床心理学」査読委員会幹事編集委員(2013年-2017年)
日本心理学諸学会連合認定心理学検定局員(2013年-現在)
日本社会心理学会「社会心理学研究」編集委員会委員(2017年-2021年)
2018年度日本社会心理学会学会賞選考委員会委員
2020年度日本社会心理学会学会賞選考委員会委員
日本心理学会教育研究委員会調査小委員会委員(2018年-現在)
日本心理学会機関誌等編集委員会委員(2021年-現在)