「文明と遺産」「比較文化論」「文化社会学」「地理」「まちラボプロジェクト演習」「卒業研究(異文化理解)」「初年次教育演習」「基礎演習」
研究課題 (主なテーマ) |
イラン石油国有化運動 |
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ひとこと | 長く研究所や日本大使館など国際交流・研究の分野で働いてきたので、学生の皆さんの意見や見方がとても新鮮で楽しいです。 |
専門分野 | イランを中心とする中東地域研究(政治、文化、社会、歴史) |
学位 | 博士(歴史学) |
最終学歴 | 慶應義塾大学大学院文学研究科史学科(東洋史専攻)博士課程単位取得退学 |
主な経歴 | 1992年 4月~1996年 3月 早稲田大学教育学部 社会学科 地理歴史専攻 |
研究業績・ 外部資金その他 競争的資金の 受入・採択 |
1. 著書: (1) 貫井万里・杉山隆一共編著『革命後イランにおける映画と社会』早稲田大学イスラーム地域研究機構、2014年、180頁。(共編著) (2) 森田豊子・貫井万里「1979年革命後のイラン女性と社会変化―2013年成立家族保護法を巡って」吉村慎太郎・福原裕二編、外18名『現代アジアの女性たち』新水社、2014年、373頁、75-100頁担当。(共著) 2. 雑誌論文: (1) Mari Nukii, “Japan-Iran Relations since the 2015 Iran Nuclear Deal,” The Contemporary Review of the Middle East, Vol. 5, Issue 3, Sage Publications India, 2018, pp. 1-17. (2) 貫井万里「イラン・イスラーム共和国の国会及び専門家会議選挙」『ワセダアジアレビュー』No. 19、2016年、41-45頁。 (3) 貫井万里「核合意後のイラン内政と制裁下に形成された経済構造の抱える問題」『国際問題』第656号、2016年、20-30頁。 (4) 貫井万里「イランにおける選挙制度と女性の政治参加―伝統的制度と価値観に挑戦するイランの女性たち」『SRIDジャーナル』第11号、2016年、1-16頁。 (5) Mari Nukii, “Protest Events in the Tehran Bazaar During the Oil Nationalization Movement of Iran,”『日本中東学会年報』第28-1号、 2012年、1-34頁。 (6) 貫井万里「第二次世界大戦後のテヘラン・バーザールにおける政治組織と社会運動」『イスラーム地域研究ジャーナル』(早稲田大学イスラーム地域研究機構)3号、2011年、24-35頁。 (8) 貫井万里「シリアにおけるアニメ産業発展の歴史」『中東研究』(中東調査会)506号、2009年、89-98頁。 (9) 貫井万里「イラン近現代史を彩るテヘランのバーザール商人の世界」『歴史と地理―世界史の研究』(山川出版)630号、2009年、59-63頁。 3. 論集所収論文: (1) 貫井万里「イランの対シリア政策――『防衛』か『拡張』か」『反グローバリズム再考――国際経済秩序を揺るがす危機要因の研究 グローバルリスク研究』公益財団法人日本国際問題研究所、2019年、67-86頁。 (2) 貫井万里「岐路に直面するイラン・イスラーム共和国体制——2017年末抗議デモの特徴と原因」『反グローバリズム再考――国際経済秩序を揺るがす危機要因の研究 グローバルリスク研究』公益財団法人日本国際問題研究所、2018年、39-61頁。 (3) 貫井万里「制裁解除から1年のイラン――トランプ政権への警戒と2017年大統領選挙に向けた動き」『安全保障政策のリアリティ・チェック——新安保法制・ガイドラインと調整半島・中東情勢 中東情勢・新地域秩序』公益財団法人日本国際問題研究所、2017年、47-61頁。 (4) 貫井万里「核合意のイラン内政と国際関係への影響」『安全保障政策のリアリティ・チェック——新安保法制・ガイドラインと調整半島・中東情勢 中東情勢・新地域秩序』公益財団法人日本国際問題研究所、2016年、85-101頁。 (5) 私市正年・飯村学・貫井万里「サハラ地域の安定化に向けた日本外交政策への提言」『サハラ地域におけるイスラーム急進派の活動と資源紛争の研究―中東諸国とグローバルアクターとの相互連関の視座から』公益財団法人日本国際問題研究所、2015年、101-107頁。(共著) (6) 長澤栄治・貫井万里「日本の中東外交への提言」『グローバル戦略課題としての中東——2030年の見通しと対応』(公益財団法人日本国際問題研究所)2015年、227-236頁。(共著) (7) 貫井万里「イラン・アメリカ関係——イラン核交渉の最終合意に向けた展望」『グローバル戦略課題としての中東——2030年の見通しと対応』公益財団法人日本国際問題研究所、2015年、200-207頁。 (8) 貫井万里「イランの中東域内外交」『グローバル戦略課題としての中東——2030年の見通しと対応』公益財団法人日本国際問題研究所、2015年、186-192頁。 (9) 貫井万里「イランにおけるクルド」『グローバル戦略課題としての中東——2030年の見通しと対応』公益財団法人日本国際問題研究所、2015年、 62-65頁。 (10) 貫井万里「イラン内政の現状分析と課題―ロウハーニー新政権の成立を軸に」『グローバル戦略課題としての中東——2030年の見通しと対応』公益財団法人日本国際問題研究所、2014年、17-34頁。 (11) Mari Nukii, “New Power Struggles after the Geneva Interim Agreement on the Iranian Nuclear Program,” AJISS- Commentary, The Association of Japanese Institutes of Strategic Studies, No. 193, 2014, pp. 1-5. |
所属学会・ 国際会議等への参加 |
日本中東学会、日本アメリカ史学会、International Society for Iranian Studies、日本移民学会 |
共同研究・ 在外研究・ 国内研究・ 社会的活動 |
2013年4月~2015年3月 日本学術振興会科学研究費補助金若手研究B 「冷戦期アメリカの対イラン政策と石油国有化運動――イラン国内『世論工作』に関する研究」 |