<担当科目>
社会学Ⅰ、家族社会学、福祉社会学、臨床社会学、地域子育て支援社会論、
初年次教育演習Ⅰ・Ⅱ、プロジェクトデザイン演習、対人コミュニケーション演習、共生社会フィールドスタディーズ
研究課題 (主なテーマ) |
コミュニティ機能のある住まいとまちづくりーコレクティブハウジングや多世代交流を促す住まいを中心にー 家族頼みではない福祉への方向性についての研究 多様な家族のあり方とジェンダー |
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ひとこと | 「無縁社会」といわれるようになり久しいですが、「昔はよかった」という流れにもっていかれることについて違和感を覚えています。これも一言で示すのは難しいのですが、現代社会では、適度な距離感を持った心地よいつながり、いざというときに気遣ったり助け合ったりできる関係性、そういったものが望まれているのではないでしょうか。そういった問題意識を持ちつつ、日々動く社会、その中での実践的な学びをコミュニケーション社会学科の皆さんとともに積み上げていきたいと思っています。 |
専門分野 | 生活経営学、家族社会学、ジェンダー論 |
学位 |
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最終学歴 | 2005年3月 お茶の水女子大学 大学院人間文化研究科 人間発達学専攻 女性学講座(後期博士課程) 単位取得満期退学
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主な経歴 | 2023年4月 – 現在 文京学院大学 人間学部 コミュニケーション社会学科 教授
2008年4月 – 2023年3月 旭川大学 保健福祉学部 コミュニティ福祉学科准教授
2013年9月 – 2014年8月 ウプサラ大学 ジェンダー研究センター 客員教授
2010年9月 – 2012年3月 東海大学旭川キャンパス 芸術工学部 非常勤講師
2009年4月 – 2011年3月 旭川医科大学 非常勤講師
2003年4月 – 2008年3月 日本福祉教育専門学校 非常勤講師
2002年4月 – 2008年3月 貞静学園保育福祉専門学校 非常勤講師
2002年4月 – 2008年3月 東京家政学院大学 非常勤講師
1998年4月 – 2008年3月 博慈会高等看護学院 非常勤講師
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研究業績・ 外部資金その他 競争的資金の 受入・採択 |
<研究業績> 1.著書 ・ジェンダーで学ぶ生活経済論 : 持続可能な生活のためのワーク・ライフキャリア 伊藤, 純(生活経営学), 斎藤, 悦子(学術) (担当:共著, 範囲:第2章 家族・世帯、ライフコースーその変化と今後の展望(pp.34-49) ミネルヴァ書房 2021年5月 (ISBN: 9784623089529) 日本家政学会生活経営学部会 (担当:共著, 範囲:第5章 生活と地域共生社会 5.2 多様な人々の暮らしの場としての地域(pp.56-62) 朝倉書店 2020年9月 (ISBN: 9784254600254) 日本家政学会生活経営学部会 (担当:共著, 範囲:4章 参加と協働でつくる生活経営の組織 4.2 参加と協働でつくる生活経営組織の事例(pp.93-102) 朝倉書店 2010年3月 (ISBN: 9784254600209) ・高齢者に対する支援と介護保険制度 : 高齢者福祉・介護福祉 福祉臨床シリーズ編集委員会, 矢部, 広明, 宮島, 直丈 (担当:共著, 範囲:第9章 介護保険制度の運営(pp.151-166) 弘文堂 2009年4月 (ISBN: 9784335610837) 中川 英子, 大塚 順子, 奥田 都子, 神部 順子, 桂木 奈巳, 石川 周子、嶋崎東子 (担当:共著, 範囲:18 章 住まいのあり方1~3(pp.124-126)、19章 高齢者・障害者の住まいー制度と事例(pp.136-141)、21章 暮らしやすい生活環境づくり(pp.152-160) 建帛社 2004年3月25日 (ISBN: 476793575X) コレクティブハウジング体験ツアー参加グループ編著 NPOコレクティブハウジング社 2003年5月
・「地域共生社会」実現のためのまちづくり―コミュニティ機能のある住まいを核としてー 嶋崎東子, 旭川大学保健福祉学部研究紀要 15 63-68 2023年3月 筆頭著者 ・「家族は福祉の含み資産」の意味を考える-「無縁社会」の議論との関係から- 嶋崎東子, 旭川大学保健福祉学部研究紀要 13 75-78 2021年3月 筆頭著者 ・都市高齢者の居場所についての一考察 コレクティブハウジング居住者と高優賃調査を手がかりとして 嶋崎東子, 旭川大学保健福祉学部研究紀要 10 37-44 2018年3月 筆頭著者 ・旭川市中心市街地に住む単身高齢者の現状と課題-家族とコミュニティの関係に焦点を当てて- 嶋崎東子, 大野剛志, 山下由紀夫, 畑瀬智恵美 地域研究所年報 第36・37合併号(36/37) 27-63 2016年 査読有り招待有り筆頭著者 ・高齢化・単身化時代の住まいとコミュニティ-新しい福祉社会への方向性- 嶋崎東子, 旭川大学保健福祉学部研究紀要 5 39-44 2013年3月 筆頭著者 ・震災被災者の生活経営をいかに支援するか-阪神・淡路大震災と東日本大震災を通しての一考察- 嶋崎東子, 旭川大学保健福祉学部研究紀要 4 19-25 2012年3月 筆頭著者 ・ジェンダーと晩婚化に関する一考察-「無縁」社会から「生活縁」社会へ- 嶋崎東子, 旭川大学保健福祉学部研究紀要 3 23-29 2011年3月 筆頭著者 ・ワーカーズ・コレクティブとコレクティブハウジングにみる新しい共同性ー「生活の社会化」の下に生じる社会的排除に対抗するための一考察 嶋崎東子, 旭川大学保健福祉学部研究紀要 No.1 19-27 2009年3月 筆頭著者 嶋崎東子, 赤塚朋子, 久保桂子, 生活経営学研究 (No.40) 22-27 2005年3月 招待有り筆頭著者 嶋崎東子, 生活経営学研究 (No.39) 15-20 2004年3月 招待有り筆頭著者 ・介護福祉士養成教育のための「家政学」関連科目のありかた―学生意識調査結果からの授業内容の検討一-学生意識調査結果からの授業内容の検討- 神部 順子, 奥田 都子, 熊本 裕子, 倉田 あゆ子, 嶋崎 東子, 中川 英子, 日本家政学会誌 54(6) 501-510 2003年 査読有り ・参加型のすまいづくりについての一考察ー賃貸型コレクティブハウジングを事例としてー 嶋崎東子, 家庭経済学研究 (No.15) 35-43 2002年6月 査読有り筆頭著者 嶋崎東子, 生活経営学研究 (No.35) 38-44 2000年3月 査読有り筆頭著者 ・「生活満足度」を高める働き方ー1995年のワーカーズ・コレクティブ調査から 嶋崎東子, 人間文化研究年報 (第22号) 154-161 1999年3月 筆頭著者 ・「もうひとつの働き方」と家事労働分担ー1995年のワーカーズ・コレクティブ調査から 嶋崎東子, 生活社会科学研究 (第5号) 85-98 1998年10月 査読有り筆頭著者 ・女性によるニューワークー ワーカーズ・コレクティブを対象に 嶋崎東子, お茶の水女子大学修士論文 1-214 1996年3月 査読有り
・都市高齢者のくらしと居場所 ,旭川倫理法人会経営者モーニングセミナー 2019年11月 招待有り 北海道養護教員会 士別・名寄ブロック合同研修会 2019年10月 招待有り ・日本における性別役割分業意識の経済的文化的土壌と(me too)の対抗運動 第9回韓日学術交流シンポジウム(水原大学) 2018年9月 招待有り ・「女性が輝く社会」への転換の可能性 スウェーデン社会を参考に家族・福祉・働き方から考える 道北地域地方自治土曜講座 2016年2月 招待有り ・なぜ日本では「無縁」が問題とされるのかースウェーデンにおける家族・住まい・生活保障ー読書で紐解く「ともに生きる社会へ」 ジュンク堂書店旭川店 旭川大学連携協定による連続公開講座「読書の愉しみ」 2015年11月 招待有り ・住んでみたスウェーデン 福祉、教育、ジェンダー、政治から考える「生活大国」 NPOコレクティブハウジング社主催「オープンディカフェ」 2015年2月 招待有り 第3回韓日学術交流シンポジウム(韓国水原大学校と旭川大学の交流イベント) 2012年11月 招待有り 旭川ロータリークラブ例会ゲストスピーチ 2012年9月14日 招待有り 旭川ロータリークラブ例会ゲストスピーチ 2010年9月 招待有り 深川市男女共同参画市民フォーラム 2010年1月30日 招待有り ・さまざまな生活協同組織にみる生活経営の組織化ーネットワーキングの可能性ー (社)日本家政学会生活経営学部会夏期セミナー 2009年8月25日 招待有り 国立民族学博物館 公開共同研究会「共生型集住の可能性ー家族・コミュニティ・地域・環境の視点からー」 2007年3月3日 招待有り ・50代、60代の社会参加のあり方 (社)日本家政学会生活経営学部会夏期セミナー 2003年8月 招待有り ・介護福祉士養成教育における家政学教育に関する研究(第1報)家政系科目の教科書の分析から 嶋崎東子, 奥田都子, 神部順子, 熊本裕子, 倉田あゆ子, 中川英子 (社)日本家政学会第55回大会 2003年5月 ・介護福祉士養成における家政系教育ー全国養成校教員調査にみる現状と課題ー 奥田都子, 神部順子, 熊本裕子, 倉田あゆ子, 嶋崎東子, 中川英子 日本介護福祉学会第10回大会 2002年9月 ・居住者参加型の賃貸コレクティブハウジングの計画に関する研究(3)コレクティブハウス居住予定者にみる個人と家族のあり方に関する一考察 嶋崎東子, 櫻井典子, 岡崎愛子, 小谷部育子 (社)日本建築学会2002年度大会(北陸) 2002年8月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 2013年4月 – 2016年3月 鎌田 とし子, 鎌田 哲宏, 大野 剛志, 栗田 克実, 羽原 美奈子, 高波 澄子, 信木 晴雄, 佐々木 悟, 豊島 琴恵, 嶋崎 東子, 松浦 智和, 松岡 昌則, 北島 滋, 石川 紀子, 菅原 千鶴子, 山下 由紀夫, 中澤 香織 ・旭川市中心市街地に住む単身高齢者の現状と課題ー家族とコミュニティの関係に焦点を当てて 旭川大学地域研究所 地研共同研究プロジェクト 2012年4月 – 2014年3月 嶋崎東子、大野剛志、山下由紀夫、畑瀬智恵美 東京女性財団 東京女性財団助成事業 1997年4月 – 1998年3月 嶋崎東子
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所属学会・ 国際会議等への参加 |
<所属学会> <国際学会への参加> 国際生活時間学会(2014年 フィンランド)
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共同研究・ 在外研究・ 国内研究・ 社会的活動 |
・旭川大学で福祉を学ぶということ~職業選択の幅と可能性を広げよう~ 講師 旭川南高等学校 校内大学進学説明会 2021年8月23日
・大学で福祉を学ぶということ~職業選択の幅と可能性を広げよう~ 講師 旭川龍谷高等学校 分野別ガイダンス 2021年3月12日
・大学で福祉を学ぶということ~職業選択の幅と可能性を広げよう~ 講師 旭川大学高等学校 旭川大学高等学校分野別講座 2020年11月11日
・都市高齢者のくらしと居場所 講師 旭川大学 まちなかキャンパスオープンセミナー 2017年12月
・家族の困難 その福祉との関係性 講師 放送大学 2016年10月29日 – 2016年10月30日
・都市生活者のくらしと居場所 講師 旭川大学 AELコミュニティ福祉講座 2016年9月
・シェアハウスという若者の心もよう 講師 旭川大学 AEL経済経営講座 2015年10月
・孤独死、無縁死をいかになくすか パネリスト 人と人とをつなぐふれあいシンポジウム 2013年7月
・大学で学ぶということ 講師 旭川大学 進路啓発総合学習「旭川大学一日体験」 2008年9月9日
2.外部委員歴
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