「五街道ウォーク」実行委員会ブログ
2016年11月26日(土)総括交流会を行いました
皆さん、こんにちは。五街道ウォーク実行委員経営学部2年の橋口です。本格的に寒さが増してきて今年も残りわずかとなりました。今年度は「五街道ウォーク2016 in中山道」が行われた年でとても忙しく、一年があっという間に過ぎた気がします。
今回の「五街道ウォーク2016 in中山道」のテーマは“縁”でした。本学の実行委員、参加学生、教職員のみならず訪問地岐阜県の中津川市・恵那市役所、商工会議所の皆様や中京学院大学様、岐阜聖徳学園大学様やご協賛いただいた企業の方々など多くのつながりがありました。様々な関りなくして今回の五街道ウォークは成功していなかったと思います。
さて、今回は、11月26日(土)本郷キャンパスで行われました総括交流会について報告します。総括交流会は、三部構成で行われました。
第一部では、来賓の皆様、統括顧問の関先生、河原委員長から今回の「五街道ウォーク2016 in 中山道」を通しての感想や振り返り、そして学びなどをお話していただきました。
中京学院大学の今井様は地域と連携することで「学生と地域の皆さんとの距離が短くなった。」というお話しをされていました。私たちも同様に、このイベントを通して築けた「縁」を大切にしていきたいと思います。
全区間参加頂いた、中京学院大学 学生の森田さんからは「今回参加することができて縁という大切なものを実感した。」とお話いただきました。私たち委員として参加者に喜んでいただくことができとても嬉しく、また縁というつながりを持つことができて良かったと思います。
また、岐阜聖徳学園大学の学生の白木さんは「初めは、あまり前向きではなかったけれど参加してみて中京学院大学さん、文京学院大学さんと交流することができとても良かった」と話されていました。私たち学生実行委員会も多くの方と交流することができ、地域の魅力を多く知る貴重な機会となりました。皆様、本当にありがとうございました!
第二部では、中津川市、恵那市、瑞浪市、岐阜市の地域に分かれて本番の振り返り、これからの地域交流の在り方についてワークショップを行いました。
中津川商工会議所杉本様と成瀬様、恵那商工会議所の藤原様はコメンテーターとしてグループの意見交換に加わってくださり、また最後には講評をいただきました。「どのようにしたら中津川市に外国人観光客を増やすことができるのか」を継続して検討し中津川の魅力を日本人のみならず外国人の方にも伝え来てもらえるような案を考えていきたいと思っています。
藤原様からは、街道の歴史をお話しいただき現在の街道になるまで様々な出来事があり、今回その街道を歩行することができとても良い体験をしたと改めて実感させられました。
岐阜聖徳学園大学の学生の大林さんからは、「今回の「五街道ウォーク2016 in 中山道」を歩行したことで、普段とは違う視点から岐阜市の素晴らしさを実感することができ、また岐阜に住んでいるにも関わらず今までに行ったことがなかった場所に行き私たちのいる岐阜にはこんな素晴らしいところがあったことを発見する機会になった」などたくさんの前向きな思いを持ってもらい私たち委員として頑張ってきた甲斐があったと思いました。
ワークショップ後は各グループから地域の魅力やこれからの地域交流の在り方について発表してもらいました。
中津川市には、東京では味わえない自然を体験できたり落合の石畳、馬籠宿などの歴史ある景観を体感できるなどの意見が出たり、成瀬様からは外国人観光客が安心・安全で観光できる地域であると教えていただき多くの魅力が中津川にあると感じました。継続的な交流の在り方としてインターンシップとして本学の学生を派遣することや自然を生かしたスポーツの企画などの案が出ました。
恵那市は、恵那峡などの自然、大井宿や岩村本通りなどの歴史的な街並み・遺跡がありさらにえなハヤシ、寒天御膳、かんからもちなどの美味しい名産品が数多くありとても魅力ある地域だと発表がありました。継続的な地域交流として文京祭、学食などでえなハヤシを販売することや各地域の名産品を販売する物産展などの案が出ました。
瑞浪市には、瑞浪名産品のボーノポークや歴史を感じることのできる杉原千畝記念館や自然あふれる琵琶峠があるなどとても素晴らしい地域との発表がありました。
継続的な交流の在り方としては、岐阜県にリニアが開通するためボーノポークを使った駅弁を本学、中京学院大学様、瑞浪市役所様で企画し販売するなどの案が出ました。
岐阜市は、情緒あふれる金華山の風景や岐阜城などの歴史ある場所があり、また河原町の街並みは、私たち観光客がより良い景観を楽しむことができるように地元の方が町づくりをしているなど暖かみを感じることができる地域であると発表がありました。継続的な交流の在り方として本学と岐阜聖徳学園大学様と共にセミナーハウスを所有しているため両施設で交互に合同合宿をするなどの案が出ました。
ワークショップでは参加者の意見を率直に聞くことができて学ぶことが多くあり新たな発見をすることができたのではないかと思います。地域交流について良い意見が出たのでその案を参考に今後につなげられたらいいと考えています。
第三部では、懇親会を行いました。料理を囲み実行委員は教職員、来賓の方々と話をさせていただきお世話になった方々へ感謝を伝えることができたのではないかと思います。また、OGの黒川さん、長瀬さんは、「自分たちがやってきた委員会が今も引き継がれていて嬉しい」とお話しされていました。今後もその期待に応えられるように頑張って活動していきたいです。
島田理事長からは、「五街道ウォークは東海道五十三次ウォークから続く歴史ある委員会である」とのお話をいただき私たち委員会はとても素晴らしい活動をしていると実感しました。
「五街道ウォーク2016 in 中山道」は総括交流会で一区切りとなりますが、
2年後開催予定の五街道ウォーク2018に向けて実行委員一同準備を進めて今回以上のものを創り上げられるように活動していきたいです。
記事担当■ 経営学部2年 橋口 拓未