「五街道ウォーク」実行委員会ブログ
第2回下見レポート【恵那②】(3/1~3/2実施)
私達は、3月1日から3月2日の2日間にかけ岐阜県恵那市の下見に行ってきました。
それでは、まず岐阜県恵那市について紹介させていただきます。
岐阜県恵那市は岐阜県南東部に位置しています。山と川に囲まれており、豊かな自然が多いです。木曽川をせき止めて造られた大井ダムや阿木川ダム、矢作ダム、小里川ダムなど、ダムが多い市です。観光地として、市街地には中山道大井宿、南部には800年の歴史を持つ城下町の岩村や日本大正村がある明智があります。昔の街並みが現在も残っており、穏やかな街並みが広がっています。
今回の下見は、前回の夏の下見では見ることが出来なかった場所を中心に行いました。
まず1日目は、以前からメールにてご相談させていただいていた恵那市役所様にご挨拶・ご相談をする為にお伺いしました。主におすすめの食事場所や、夏の天候に関する情報、恵那峡のマムシについてなどお話しさせていただきました。ここで得た情報を今後の活動に繋がるように活かしていきたいです。
その後、中山道広重美術館を訪問しました。こちらでは、実際に展示されている浮世絵をみたり、重ね刷りを体験しました。重ね刷り体験では一枚の紙に複数の絵を何度も重ねていき一枚の絵を完成させます。重ねているうちに多少絵がズレてしまいましたが、いい浮世絵が出来たと思います。普段出来ないとても貴重な体験をさせて頂きました。
最後に中山道を歩きながら甚平坂公園に向かいました。公園に向かう途中の道では川が流れているところが多く、川の良いせせらぎを聞きながら風情の良い道のりを辿っていけるのでとても魅力的だと感じました。
2日目は恵那峡を1日かけて見学しました。恵那峡の展望台では天気も良かったので遠くの景色までよく見ることができ、とても綺麗な眺めでした。
国の天然記念物に指定されている傘岩は、いつ倒れてもおかしくないような形をしていて驚きました。大井ダムでは、ダムの上にかかっている橋を実際に渡りながら恵那峡全体の風情を楽しむことが出来ました。
遊覧船では船に乗りながら多種多様な貴重な岩を音声ガイドによる解説付きで見学することができ、どれも迫力があり、個性的で魅力的でした。
今回初めて恵那峡を一周しましたが、途中で景色が変わり、とても魅力的でした。恵那峡全体が多くの自然に囲まれており、今の時期では木々の葉は落ちてしまっていますが春や夏に来るときは茂っていると思うので、より一層自然を感じることが出来そうだと思いました。
短い時間でしたが2日間とも天候に恵まれ、現地ならではの新しい情報を得ることができ、充実した日を過ごすことが出来ました。今回の下見で得た経験を今後に活かせるよう、より一層努力していきたいです。
▲重ね刷り体験で完成した浮世絵
▲甚平坂公園からの景色
▲恵那峡展望台からの景色
▲大井ダムからの景色
▲遊覧船からの景色
記事担当◇人間学部1年 村瀬愛美